2015年04月25日

自分になる〜アダルト・チルドレン

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アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー

・私にゆっくりと成るとは、心地よさと同時に違和感のようなものを感じる。時には不安や恐怖、落ちつきのなさを感じることもあると体験してきた。
 めいっぱいたくさんの思考や情報を脳に詰め込んで、安心してみる。というアディクション(嗜癖)に気がついている。脳が忙しければ、安堵感のような感覚が得られるという行動様式が身についている。
いきすぎのシグナルとして頭痛が起こることに気がついている。長い間、薬やお酒や、乱痴気騒ぎで補っていたと知っている。

朝、そして、いつでも、てはじめに自分の呼吸からはじめることができる。心臓の鼓動、腰のはりや痛み、胃のもたれ(昨晩飲み過ぎた芋焼酎とか)に愛着をおぼえることができる。

私たちは、心身の感覚をできるかぎり無視して生きることを、ポジティブとしているのだろうか。
耐えられないぐらい無視していると、病気やこころの不調を起こすが、それを、負けや残念なことと片付けているかも知れない。
 そういった感覚を、排除すること、解決すること、すっきりすること、治すこと、治療することなどをポジティブや前向きとしているのは誰なのだろう?



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posted by ikuaka at 10:57| ★セラピスト日記

2015年04月07日

アダルト・チルドレンカウンセリングの構造、期間など



アダルト・チルドレンのカウンセリングについてお問い合わせを多数頂いております。一般的な心療内科的医療や他のメンタルヘルス機関でうまくつながらないケースが少なくないことを実感しております。

・どんなカウンセリングをするのか?
・どれくらいの期間が必要なのか?
・回数は?
・どのようにして治るのか?

事例検討論文のために整理している治療構造(ケア構造)資料をホームページ形式にしてみましたのでご参考にしていただければ幸いです。

 ACカウンセリング/家族療法/心的外傷 カウンセリング構造

家族とAC研究室 明石郁生

ACとは、自分の本質にたどり着くための道具であり、自身の人生を享受するための道具である。

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3月末に無事に投稿論文を終えました!この原稿執筆プロセスは、私にとってひとつの「手放すこと」であり、新しい道への始まりとなると体験しました。たとえ、この現世のシステムが矛盾しているとしても、自分を探求する試みとは、自身の真の喜びに向かい、争いをなくすものであると信じています。

・・・先人の尽力の上概念化されたACという概念は近年再考されていることに敬意を表したい。筆者にとってACとは、自分の本質にたどり着くための道具であり、自身の人生を享受するための道具である。また、開業心理臨床家の物語りとは、心身が教えてくれた自己探求の物語りそのものである。
<引用 4,開業心理臨床家としてのアイデンティティ> 

これまでのすべての体験、出会った人々に感謝をこめて。



posted by ikuaka at 14:33| ★セラピスト日記

アダルト・チルドレン カウンセリング





アダルトチャイルド(AC)とは
ACは元来,アメリカのアルコール依存症の臨床のなかから生まれた言葉で,「アルコール依存症の問題を抱えた家族のなかで成長した大人」(AC on A:AC of Alcoholics)を意味している。ここでは,アメリカの臨床家たちのいうACよりも広い範囲を指し,より深い病態をも含んでいる。家族内トラウマの後遺症(PTSD:心的外傷後ストレス体験)に悩むものである。 斎藤学(1996)アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す 学陽書房
親が子どもに与えるストレスは,アルコール依存症に由来するものだけではなく,アダルト・チルドレンを「親との関係で何らかのトラウマを負ったと考えている成人」と定義することも可能です。
アダルト・チルドレンとは,「大人のくせに大人になりきれない子どもっぽい人たち」「大人のような子ども」の意味ではありません。(西尾 1998)
「機能不全家族のもとで育ち,大人になった人」といえるでしょう。



機能不全家族とは,仕事依存で子どものことが念頭にない父親だとか,病気で突然の入院を繰り返す母親などがいる家族がこれに含まれます。酒も飲まないし,暴力もふるわないが,やたらに厳しく,冷たくて,子どもたちが恐れおののいて口もきけない父親などというのもこれに属するのでしょう。
子どもに手をあげることはないが夫婦喧嘩が絶えず,妻が家でを繰り返している。また,学業や将来の職業,世間体に期待が大きく厳しい家庭,離婚やトラウマなどを経験した親御さんや,共依存的な家庭などで子ども時代を過ごした親御さんのもとで大きくなった青年,大人。

一方,依存症(アディクション)の臨床家たちが,家族や本人の人間関係の持ち方に共通点を見つけました。彼らの行動は,「機能不全家族」で機能するやり方なのです。

機能不全家族(安全な場所として機能しない)で育った人たちは,自己否定感や怒り,深い悲しみを抱えています。かれらのコミニケーション方法を「共依存」と名づけられました。

共依存者とは,「他人の世話焼きに没頭し,自分の真の必要(欲望)がわからなくなってしまった人」*夫との関係に絶望し,子どもの世話焼きに没頭する母親。こどもを生きがいとし,期待で縛りあげる。この縛りから抜け出ようとする子は非行やひきこもりなどの「期待はずれ」を演じる他ない。縛りに甘んじる子は,自分の欲望を知らないロボット人間と化す。(斎藤学 2007)

共依存の人たちは他者からの承認を求めるために多くの時間とエネルギーを費やします。他に対処する方法を知らないからです。共依存の人たちは,外からはうまくやっているように見えますが,内心は自分に対する疑いと,みじめで恨みに満ちた気持ちでいっぱいです。自分は不十分な人間で,自分はよくやった,自分にはすぐれているところがある,十分だということが感じられない自己否定感があります。

誰でも家族の中でコミニケーションを学びます。

人は誰でも,自分の育った家族のなかで,人間関係というものを学んで育ちます。自分の気持ちをどう人に伝えるか,人間関係の葛藤をどう処理するか,そして,自分をどんな風に守ったり,どんな風に大事にしながら生きていけば良いのかを,多くの場合,親から学びます。
しかし,安全な場所として機能しない,機能不全家族で育つと,人は,他者や自分との人間関係の持ち方について,間違った考え方を学んでしまいます。
彼ら彼女らは,とてもよい子でスマート,勉強家で多彩な才能を持っていますが,時に生きづらさを感じてしまいます。

不健全な行動や言動の世代間の連鎖は良く知られています。古い心の傷が現在の自分をコントロールしてしまったり,家族から学んでしまった不健全な行動が,ふるまいとして身についてしまっているのです。「ああいう親には,絶対なりたくない」と思って育ったのに,ほかに健全な行動,言動,人間関係の持ち方を知らず,大人になった時,同じ不健全な態度を自分の子どもに対してもとってしまったりするわけです。
症状行動にしがみつくのは,症状が本人から,取り巻く人々,特に家族へのメッセージなのだろう。(斎藤学 2007)と考えられています。

★AC on D adult child on dysfunctional family.(機能不全家族のもとで育ち,大人になった人)
期待が大きく厳しい家庭,離婚やトラウマなどを経験した親御さんや共依存的な家庭などで子ども時代を過ごした青年,大人。とてもよい子でスマート,勉強家で多彩な才能を持っていますが,時にさまざまな生きづらさを感じてしまいます。自分のまわりに問題を抱えていたり,他人の問題にのめりこんでしまいます。小さい頃に受けた心の傷に,現在の自分の言葉,行動が大きくコントロールされてしまっていることが多く,自分と自分のまわりをみじめにしていきます。自分がどんなにみじめな状態にあるのかわからない人もいます。(西尾 1998)

★生きづらさを感じるみなさまへ,
アダルト・チルドレンという自覚を用いて,豊かな人生の物語りを再著述してほしいのです。あなたには,あなたの人生を生きてきたという専門性があるのです。力があるのです。それは貴重な才能なのです。それは,
苦難の受難者という人生から,自分の専門家の人生としてアイデンティティを変容することに鍵があります。そして,それは自分で自分の力を認めることです。
これまでの世界の読み取り方の変化させましょう。それをご自分の中に起こしてください。それは,自分がどんな人間であるかを発見し,自分の“内”にある力を見つけることです。セラピストとはそれをお手伝いをします。

「家族とAC」では,ご本人,ご家族をエンパワーする臨床心理学実践を規定の理論や技法の枠にとどまることなく探求し提供して行きたいと考えています。



アダルトチルドレンカウンセリングの特徴:
心理療法(サイコセラピー)と心的外傷体験(トラウマ)の変容を目指し,未来の臨場感を高めながら現在を見つめる視点を統合させながら行います。

最新の心理学理論と技法をお客さまと話し合いながら(お客さまの状態,環境,パーソナリティにあわせケアプログラム)統合的心理療法,カウンセリングの提供をいたします。専門医療が必要な場合はクリニック(心療内科,精神科,内科)と連携して進めて行きます。
すべてのカウンセリングはお客様とカウンセラーが話し合いながらすすめていきます。
□□□アダルト・チルドレンカウンセリング/家族療法/トラウマケア 構造ver.1.0



*アダルト・チルドレンは診断のための医学用語でもなければ,人を誹謗中傷するためのレッテルでもありません。自らの生きにくさの理由を自分なりに理解しようと努める人がたどりつく,ひとつの自覚です。人はこの自覚を用いて,より有効で自由な自己をつくり,その自己を保護するのです。カウンセリングをご希望するに際して,
ご自身がACであるかどうかや,自覚のあるなしに制限はありません。生きづらさを感じている方,回復を目指されている方,ご家族のご依頼をこころからお待ちしております。

*訪問カウンセリングのご希望はお問い合わせください可能な限り調整します。
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※散歩,音楽,サーフィンなどを取り入れたグループワークを年に3〜4回行なっています。北海道,箱根,湘南での宿泊型トラウマワークWSへの参加等もご案内します。

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諸規定:
◆初回に同意書の説明をいたします。同意後カウンセリング契約が結ばれます。
◆現在、他の心理相談,クリニック等を受診れている方は、担当の医師,セラピストとご相談の上で申し込みをして下さい。
◆医師による診察や薬の処方などが必要と判断された方には、医療機関にリファーすることもあります。
◆個人情報はACA(アメリカカウンセリング学会),APA(アメリカ心理学会)の倫理規定に準じて守られます。
◆費用は当日現金でのお支払い。電話,スカイプの場合は前日まで銀行振り込み確認後カウンセリングとなります。
三井住友銀行 恵比寿支店 普通 6910864 (有)ジャパンマーケティング
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<引用文献>
西尾和美(1998)アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法
斎藤学(1996)アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す 学陽書房
斎藤学(2007)家族パラドクス―アディクション・家族問題・症状に隠された真実 中央法規出版
Kay Marie Porterfield (1991) Coping with Codependency (ケイ・マリー・ポーターフィールド著 水澤都加佐(監訳)(2006)共依存かもしれない・・・他人やモノで自分を満たそうとする人たち 大月出版
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家族とAC研究室  2011
カウンセラー/臨床心理士 明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙http://www.reservestock.jp/subscribe/30803