2018年10月03日

複雑性PTSD〜パーソナリティ障害、限定された自分との関係性の変化

ACの臨床上の特性を見立てるひとつの軸に、複雑性PTSDのカテゴリーがあります。その中のひとつに
「断片的な自己の規定」という診断があります。
長い間の、目に見えない心理的搾取、虐待などの影響のひとつです。
 そこそこの欠点とまあまあの良いところ、長所を持っている自分というように自分を捉えることが難しい状態です。他人と比較して、自分は全然だめだと強く自己否定してしまったり、
他者を理想化して、あの人のようにならなくてはだめだとしてしまいます。
人間関係において、うまくいっているときは相手を壮大に理想化して、すこし関係がつまづくと、こき下ろしてしまいます。そうすると、健康的な人間関係は育むことができず、いきなり接近したり、拒否したりとを繰り返してしまいます。
 医療機関では、うつ、不安神経症、パニック障害などの一次プロセス的な診断名がつくことがおおいようです。診断書を書いたり、おくすりを処方することが必要だからです。
おくすりなどで、ある程度の鎮静をしたのちに、心理カウンセリングとなります。

AC〜ボーダーライン障害、自己愛性パーソナル障害などの境界例構造をよくりかいした、カウンセリング、ワークが必要です。
思春期以降の恋愛関係や社会人になってからの同僚、上司との関係で大きなトラブルになることが続いて、カウンセリングを訪れるケースが少なくありません。

その際の特徴は、主訴(最初のオーダー)は、「対人関係の問題をなんとかしたい」がおおいです。
もちろん他者を変えることはできません。
自分と(限定された)自分との関係性をワークしていきます。
http://ikuoakashi.jp/2127


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posted by ikuaka at 16:32| 複雑性PTSD
カウンセラー/臨床心理士  明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp
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