2010年09月24日

ひとりで抱え込まないで言葉にすること

この活動は将来的には自助グループとして,分化会としていきますが,現在ではグループセラピーとしての側面もあります。

ひとりで抱え込まないで言葉にすることは,参加者にとってとても大切なことです。
セラピストとグループの皆で苦しみを分かち合ってくれたたら,たいへん興味を持ち,とても親しみを感じるでしょう。けれども,あなたが苦しみをひとりで背負っているふりをしたり,グループから得るものなどないと言っていると,距離ができてしまいます。

<引用文献>
Vinogradov, S. & Yalom, D. (1989). Concise Guide to Group Psychotherapy. U.S.:American Psychiatric Press, Inc. (アーヴィン・D・ヤーロム,ソフィア・ヴィノグラードフ共著 川室優 (訳) (1991). グループサイコセラピー ヤーロムの集団精神療法の手引き 第5 刷 (2006) 金剛出版)

30分ほど,私のほうで」家族のこころ」についてのレクチャーをしています。その後,参加者からシェアをいただいて,それらのケースに沿って解説していきます。

前回は,依存症(アディクション)の心理回路について,参考文献から解説しました。アルコール依存,薬物等への依存,摂食障害,ギャンブル,買い物依存,クレプトマニア,自傷癖,共依存(関係性への依存,ひきこもり,自己を失う)恋愛依存・・・

907whitebord.JPG

実は,依存症にこまっている方が真にもとめている対象は,酒でもクスリでもないのではないでしょうか。彼らは他者を求めて得られないがために,代替物との自閉的な関係に陥っているのではないでしょうか。だとすると依存症(アディクション)からの「回復」とは,人間関係の回復にほかならないわけです。

そして,自分の人間関係に行きづまりを感じているすべての人々にとって,依存症者が「回復」していくプロセスは,ある種のヒントを与えてくれるでしょう。

<引用文献>
斎藤学(2009)依存症と家族 学陽書房 

★参加申し込み:事前予約をお願いいたします。

→メールフォームからのお申し込み
→お電話でのお申し込み
オフィス総合案内 お電話:0467−82−8277
電話受付時間 月曜日〜土曜日
9:30〜18:00(土曜日 12:00まで)
(カウンセリング中は留守電になっています。日祝日はお休みです。予約カウンセリングは行っています。)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40685719
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
カウンセラー/臨床心理士  明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp
ACという生きる力ー自分の専門家になるー無料 News Letter
カウンセラーのためのマーケティング実践 無料 News Letter