2011年08月08日

症状行動へのアプローチ

それが、防衛だろうが、症状行動でろうが、
他者が、手を差し伸べて、それらを変えてあげることはできない。

それらは、その人にとって必要なものであるからだ。

当人がそれらに違和感なり、苦痛なり、生きづらさなりを感じて
ある種の自覚または、動機がある場合のみ、変化、変容が起こる。
それらの変化の必要性を強く同意していればだ。

しかしながら、「それはわかっているけれどやめられない」、だから困ってカウンセリングに来たのではないかと。

それなりの理由があって症状行動にへばりついているのだから、症状行動を手放すことに強く「抵抗」する。

いつまでもその点に触れなかったり、会話をはぐらかしたり、そのことに話がおよびそうになるとカウンセリングをキャンセルしたり、する「抵抗」が起こります。

セラピストは、もちろんクライエントに寄り添い、肯定し受容します。その「抵抗」がとても大切なのです。

「症状行動」を解決したり、排除したり、治すということではなく、
「症状行動」を無意味なものに変容させ、離れられるようにしてきます。

そして、その「症状行動」よりもっと“自分らしい”有効な防衛方法を共に検討していきます。
趣味のセラピーではない限り、クライエントに一番有益になるようなセッションを共に検討し、共に、準備が整ったの判断すれば、実践していきます。すくなくとも私はそのようにします。
ゆえに、セッション中に感じることは、すべてそのプロセスであり、大切な体験となります。

今自分がどんな状態にあるのか、セラピストは何をしようとしているのか、セッション中に起こったことはどういうことなのか?ご興味がわきましたら遠慮無くセラピストに質問されることを提案します。



posted by ikuaka at 12:13| ○ご相談のケーススタディ
カウンセラー/臨床心理士  明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp
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