2014年11月27日

アダルトチルドレンの怒りを臨床的に考える



アダルト・チルドレンを境界例の近縁状態として境界例臨床の視点から考える

1,家族・親が本人への思い入れが強くて、本人を思い通り(親の幻想)に育てたいので、命令・過保護・指示・過干渉が多い、主体性の育みのスキップされるケース

2,親が忙しくまたは、なんらかの要因があって、本人のことをほとんで顧みていない事態
この場合、主体性も育たませんが、同時に、親への不信がひどくなり、それはひいいては他者不信・自己不信につながるケース

3,両親の仲が悪く、それを両親が夫婦間で解決できず、子どもを巻き込む場合、
子どもはどちらにもいい顔をせざるをえず、建前だけの仮の自己だけが育ち、本音を出せる主体性のある自己が育たない、いわゆる世代間境界のあいまいになっているケース

4,この3つが同時に複雑に入り組んでる例

<引用文献 平井孝男 境界例の治療ポイント 2002 創元社>

知性化し生き延びてきた、自我は創造力になるが、身体や自然への信頼にオープンにアクセスできないとなると、自己破壊的にもなりうる。この信頼が持てないために、自然な反応をコントロールし、抑制せざるを得ない。
自分の自然な反応とは底がなく、どうかしてしまうのではないかと恐れるようになる。
生命の力を信頼できなくなる。
他者もろとも自分を破壊させてしまような怒りを表出してしまう事態が訪れる。

<参考文献 Alexander Lowen 1994 村西詔司・国永史子訳 からだのスピリチュアリティ 春秋社>



カウンセラー/臨床心理士  明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp
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