2015年12月09日

アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙 第1の物語り:あなたが生き延びるために 

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第1部:過去からの帰還 
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第1の物語り:あなたが生き延びるために

1−1:おもいっきりがんばって、倒れる、落ち込む

自分が誰であるかわからない?
そんなはずはない!私はずっと自分に正直に生きてきた。

そうだろうか?

どうして、生きづらさに悩むアダルト・チルドレンらは、おもいっきりがんばって、倒れる、落ち込む!を繰り返すのだろうか?

機能不全家族の中で、そのままそこにいても良いという安全、安心感、ほっとするような、うとうとするような
気分を育ててくることをスキップしてきたのかもしれない。

いい子でいなくてはいけない。
誰かの面倒を見なくてはいけない。

笑わせていなくてはいけない。
我慢していなくてはいけない。

大丈夫だと自分に言い聞かせていなくてはいけない。

勉強ができてなければいけない。
何か良い所がなくてはいけない。

機能不全な環境下で、生き延びるために、さまざまな思考を使ってきた。それは、ゆっくりと真綿で自分自身を締め付けて来たかもしれない
感情をコントロールしようとし続け、身体をコントロールしようとし続け、人間関係をコントロールしようとし続け、世界との係わりをコントロールしようとし続け、

それは、「自分」をコントロールしようとし続けるかもしれない。

自分にとって、そのままの「自分」が、安心できる存在として体験していないとすると、
心や気分や感情や身体感覚、症状などを無視して、しまうかもしれない。

仕事をがんばりすぎてしまう。家事を頑張りすぎてします。人間関係にがんばりすぎて、いつも良い人にならなくてはいけないという思いにとらわれるかもしれない。世界の出来事に、過敏に反応して、自分を忘れ倒れるまで、他者の援助をしたり、してしまうかもしれない。

感情や身体が悲鳴をあげる。人間関係、特に親密な関係でトラブルが繰り返されることで、気がつくかもしれない。

生き延びるために、
「自分」ではない人になり続けようとしてしまう。しかしながら、それに気がつくにはとてつもない「力」を必要とする。

文字通り、トラブルで直面するか、
病気と診断され、気がつくか、
精神疾患というカテゴリーで気がつくか、
悩みとして気がつくか、、。


私たちは、アダルト・チルドレンというコンセプトを使い、自分を探求できる、。幸運であると言える。言いたい!


 「いま、ここ」で起こるプロセスに耳をすませることは、私を私に連れて行くと体験してきました。
症状、悩みから出発しますが、知らずしらずのうちに全体性へ向かう流れにのっていくものと体験してきました。


私自身を知り続ける、ただ自分自身でありたいと探求する姿勢は、私をこころからリラックスさせると体験してきました

週末はアダルト・チルドレンという先人らが尽力されてきた概念を用いながら、
参加者とともに各々の身体・こころから発せられるシグナルに意識を向け大切に取り組んで行きたいと考えております。これまで体験してきた様々な苦闘、課題、ワーク、トレーニングに出会えたことに感謝を込めて!

↓あと2〜3名お席が空いているようです。自分探求、グループワークをご体験されたい方はぜひご参加ください。
アダルト・チルドレングループワーク1DAYS  麻布十番IFF 2015年12月12日土曜日
 ⇒ http://www.reservestock.jp/events/92455/

ワークとは?:身体こころから発せられるシグナル(出てから消えるまで)に意識を向け係わっていくプロセス(1992 アーノルド・ミンデル)




*茅ヶ崎でゆっくり自分を見つめる時間となります。

茅ヶ崎1DAYミニワークショップ 2015年12月23日水曜日(祝日)10時〜16時 
 ⇒ http://www.reservestock.jp/events/96752/


**カウンセラーさんで、開業、セラピー構造などを学びたい方、または、カウンセラーを目指している方など
カウンセラーのためのマーケティング 1DAYワークショプ Ver.1.0 2016年1月23日土曜日10時〜17時
 ⇒ http://www.reservestock.jp/events/97137/


お問い合わせフォーム
⇒ http://www.reservestock.jp/inquiry/7410/



アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙の購読申し込みはこちら


明石郁生 
カウンセラー/臨床心理士
AA-J /家族とAC研究室
http://www.ikuoakashi.jp/



2015年12月03日

アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙 

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私はセラピストという仕事を通じて、クライアントさんが自分自身を探求し自覚を進める過程で、
「“アダルト・チルドレン”という言葉にであい、こわばっていた肩や頭の力がぬけたようだ」
「なんだか楽になり、生きやすくなった」
「自分を責めなくてもよくなった、自分のことが好きになれた。」
という言葉をよく聞かせていただきます。

 “自分の専門家になる”とは、悩みや生きづらさなどに愛と敬意を持ってそのプロセスを探求していくことで、
これまでの物語を変容させていくセラピー的なアプロー チです。

私自身、サラリーマンを経て、大病をきっかけに独立してから、ほんとうに偶然に“アダルト・チルドレン”という概念を知りました。
それ以降、自分を知ることを続けてきたプロセスが、セラピストという職業に生涯たずさわっていこうと覚悟をきめたといえます。

自分をもっと知りたかったというのが本音です。

 本書では、おひとりでできるエクササイズをいくつかご紹介していきますので、少しご体験いただけると嬉しいです。

これまで一所懸命がんばっていきた、、、
でもなんだかいつも、どこか生きづらいと感じている
仕事や生活が楽しめない、

変わりたいけど一歩、踏み出せない
自分が何に向いているかわからない、
悲しみや怒りから抜け出せない、孤独を感じている

批判されたり、愛されていないように感じる、突っ走るように生きているけれど、
本当は何をしたいのかわからない、居場所がわからない
でも、それを知りたいと感じている

自分自身を知るまで死ねない、と思っている自分探求者に書いていきます。

良い人であらねばいけない、幸せでなければいけない、ポジティブでなければいけないという
社会的に構成された都合のよい要請が、テレビや新聞や雑誌やインターネット上を毎日駆け巡っています。

しかしながら、
他者の期待に応えるためにあなたは生まれたのではありません。
世界を変えることがあなたの仕事ではありません。

 自分自身を見つける旅は時に、荒野をよこぎるかもしれません。
その旅は、冒険と帰還をくりかえしながら知らずしらずのうちにあなたの全体性へ向かう旅になるでしょう。

本書を通じて、あなたを苦難の受難者から「自分の専門家」という全く別の視点に変容する体験を共に実践し
、成長する旅を楽しんでいただけたら嬉しく思います。

自分とはどのような人なのか?ごいっしょに探ってみましょう。

アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙の購読申し込みはこちら

お読みいただいて、ご意見、励ましなどいただけると嬉しいです。

2015年11月25日

アダルトチルドレンというコンセプトをひとつの指針として

アダルトチルドレンというコンセプトをひとつの指針として、面接室で起こる人間理解を探求しています。

彼ら彼女らの生き延びるための物語り、世界や社会との接点を探す試みは、個別性が高く、開業カウンセラーは、人間理解における理論基盤やセラピーに柔軟性が求められると体験しています。 

 それは、セラピスト自身のアイデンティティへのチャレンジともいえます。力動的なトレーニングを中心にしつつも、ミンデルのワークショップを受けたり、ゲシュタルトワークを学んだりしてきた年になりました。
 吉福さんに直接ワークで学ぶことができないのがとてもさみしいと感じています。11回目になるアダルトチルドレングループワークでは、身の丈で還元できるファシリテーションを試みます。先人らの仕事にこころから感謝をこめて。

アダルト・チルドレングループワーク1DAYS  麻布十番IFF 2015年12月12日土曜日の参加申し込みはこちら



2015年11月06日

ポエトリーリーディング アダルト・チルドレングループカウンセリング

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・・・友人や聴衆の前で書いたばかりの詩を読んだことがあるだろうか?
読んでいると、友人や聴衆の目や口やほおの色が目に入り、書いたばかりの文をどんどん変えて話したくなる
気分に駆られる。そうすると、リズムがかわり、文脈がかわっていく。

読み終えて。
ペンをとり、修正し書きたくなる。

好意的な聴衆の前に、詩は形を変え、私が私と思い込んでいたストーリーや
染み込んでいたメロドラマ風なストーリーは、意味をなくしていく。

語られるストーリーは、新たな点と点を結び合い、再創造されて語られる。
グループの場に、おいて、苦闘が染みこんだストーリは、新たな、私のストーリを開く機会が生まれる。

アダルト・チルドレングループカウンセリングでは、「ポエトリーリーディング」を
ナラティブアプローチのコンセプトとして実践します。

開催日時 2015年11月14日(土)
開場 9:45  開始 10:00  終了 16:00

東京都港区東麻布3-7-3 東麻布久永ビル
会場:麻布十番 IFF教育センター







2015年10月30日

ACのグループカウンセリング1DAYでは、グループの「場」、好意的な聴衆の力、力動をかつようして、苦闘のナラティブを「自分の専門家」に変容していけるようなリフレクチングチームの実践を試みます。

グループの「場」、好意的な聴衆の力、力動をかつようして、苦闘のナラティブを「自分の専門家」に変容していけるようなリフレクチングチームの実践を試みます。・・・生き延びるためにしてきたこと、感情や考え方、行動パターン、誰よりも悩んできたことのストーリーとは、一方で、ユニークな結果としてストーリーを再創造する(書き換える)作業をとおすと、「自分の専門家」になる機会を開くと信じています!

満月に感謝をこめて!
カウンセラー、専門職の方にもぜひご提案します!

参考:
<ホワイト&エプストン:物語としての家族>
<斎藤環:オープンダイヤローグとは何か>

開催日時 2015年11月14日(土)
開場 9:45  開始 10:00  終了 16:00

東京都港区東麻布3-7-3 東麻布久永ビル
会場:麻布十番 IFF教育センター

アダルト・チルドレングループカウンセリング ACという生きる力〜自分の専門家になる 1DAY版の参加申し込みはこちらからお願いしたします!

2015年10月02日

9月27日日曜日に「信州アディクションセミナー」の基調講演をさせてもらいました。

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変化とは、「癒やし」や「成長」を語るひとつの側面

9月27日日曜日に「信州アディクションセミナー」の基調講演をさせてもらいました。
実行委員会のみなさまの活動、ご尽力にはほんとうに感激しました!
また、参加されたみなさまに、わたしがいちばん癒やしと学びをもらいました。

カウンセラーは孤独な職業でもあります、みなで支えあって成し遂げていくプロセスに
「仲間」のありがたさが心にしみました!

用意して行ったスライドをそこそこに、
会場で「いま、ここ」に起こったプロセスに添って自然発生的にワークを
させていただました。
すこしでも気づきやヒントや変化のもやもや
につながっている時間となっていたら嬉しくおもいます。

私の今回の講演(じっさいはワークですね!)の提案のひとつは、

「人間の不都合な部分は修正しなくてはいけない」
「他者と同じように幸せでなくてはいけない」
仕事とは、家族とは、結婚とは、人間関係とはこうでなければいけない・・・

という、「社会の要請」に応えるような狭義の医療説明的モデルにとらわれると、

自分ではない人になろうとして、しまう。それは、とてもしんどいことであるので、
それを気づかいないでいると、

さまざまなアディクション、生きづらさを抱えることになるかもしれない。しかもそれを促進してしまう。

なので、社会の要請に応えようとしている自分自身に気づき、

さまざまなアディクション、生きづらさをシグナルとして活用すること
アダルト・チルドレンというコンセプトを使って「自分を知ること」

「自分の専門家」になることでした。

つまり、アディクションや生きづらさを、解消しよう、やめよう、治そう、解決しようではなく、
それらの意味を知り、「変化」にむかおう

という主旨でした。

変化とは、「癒やし」を語るひとつの側面だし、「成長」を語る側面と体験してきました。

でもでも、急に、こんなことを聞かされても、逆説的なメタファーなので、会場には????
が漂いました。

なので、「いま、ここ」ワークにうつりました(よ、(^^ゞ )

「講師のスライドを理解しなくてはいけない!」は社会の要請ですね。

さて、私は、

アダルト・チルドレンセラピーに、カウンセリングと併用として
「いま、ここ」体験グループセラピーを実践、研究しています。

ACの自覚ある、なしに係わらずご体験してみてください。

また、援助職、カウンセラーさんなどの参加もお待ちしております。非構造型の体験セラピーの、臨床への応用例が体験できると思います。どうぞよろしくお願い致します。

アダルト・チルドレングループワーク1DAYS  麻布十番IFF 2015年10月3日土曜日






2015年09月25日

第6回 信州アディクションセミナー 私たちが見つけた解決法 2015年9月27日日曜日ノルテながの(長野市吉田公民館)入場無料

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基調講演(予定)
あなたの“生きづらさ”は才能に変わる!〜アダルト・チルドレンという生きる力、自分の専門家になる〜私のワークホリック(仕事嗜癖、関係性嗜癖)からの回復プロセス

 私たちは問題にぶつかると、生き延びることにがんばりすぎるあまり、認知が歪んでしまい、そこから抜け出せなくなってしまうことがあります。それらを、さまざまなアディクション、身体症状、“生きづらさ” などがシグナルとして教えてくれることがあります。
 アダルト・チルドレンという言葉は、期待が厳しい家庭,離婚やトラウマの経験など機能不全家族で育った青年らの“生きづらさ”を説明する用語でしたが、近年では、自らの生きにくさの理由を自分なりに理解しようと努める人がたどりつく、ひとつの自覚として再考されています。
  “生きづらさ”とは、一時的な解決をしたり排除したりするものではなく、自分を責めたり、閉じこもるためのものでもありません。自分がどんな人間であるかを発見し,自分の“内”にある力を見つけるための大切なシグナルとなるものです。
 「自分の専門家」になるとは、“生きづらさ”を、愛と敬意を持って探求し、自分らしい価値、専門性などを見いだしていくアプローチです。それは、苦難の受難者という物語から,「自分の専門家」という物語に変容していく機会につながるものです。 
 過去や現在に“生きづらさ”を経験した人らは、同じような状況に立たされている人々に希望を与える特別な知識,スキル、専門性を持っているといえます。それがゆえに、先ゆく当事者は多くの人びとに深い共感を与えるものです。

 大きく、旧来の価値体系の見直しを考えさせられている現代日本において、自分自身の探求する試みとは、より自身の真の喜びに向かい、争いをなくすものであると信じています。
 短い時間ですが、参加者のみなさんと有意義な時間を過ごしたいと思います
どうぞよろしくお願い致します。

基調講演:臨床心理士/AC 当事者研究 明石郁生
ーー
信州アディクションセミナー実行委員会さんにお声を掛けていただきました。信州とは学生の時からご縁がありとても嬉しく思います。有益な時間にできるような内容にしようと思います。
ーー
アルコール・ギャンブル・薬物などの依存症をはじめさまざまな生きづらさなどに悩んでいる本人や家族が、同じような問題・経験を持つ仲間と出会い、解決への道と自己の成長を分かち合うのが「自助グループ」です。 第6回信州アディクションセミナーは、この「自助グループ」が一同に会し、それぞれの経験、希望、勇気をわかちあい、ここから社会に情報を発信していく試みです。
ーー

体験発表・分科会:
アディクション関係のグループや団体のメンバーによる体験発表、模擬ミーティング ワークショップ 等を行います。
日時:2015年9月27日日曜日 10時〜16時30分
会場:ノルテながの(長野市吉田公民館) 入場無料
長野市吉田3−22−422階多目的ホール 3階教室

信州アディクションセミナー実行委員会 事務局
090−2432−6420 sas.nagano@gmail.com
http://sasnagano2015.naganoblog.jp/
後援 長野県・長野県社会福祉協議会・長野市・長野市社会福祉協議会


信州アディクションセミナーご参加のみなさまへ 

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信州アディクションセミナーご参加のみなさまへ

 私の活動は、“アダルト・チルドレン”というコンセプトを使って、あなたを、“あなた自
身の力”を探る旅にお連れすることです。

突っ走るように生きているけれど、本当は何をしたいのかわからない。でも、何かした
いと感じている。

これまで一所懸命がんばっていきた、、、でもなんだかいつも、どこか生きづらいと感じ
ている、仕事や生活が楽しめない、変わりたいけど一歩、踏み出せない、自分が何に向い
ているかわからない、悲しみや怒りから抜け出せない、孤独を感じている
 批判されたり、愛されていないように感じる、突っ走るように生きているけれど、
本当は何をしたいのかわからない、居場所がわからないでも、それを知りたいと感じてい
る、自分自身を知るまで死ねない、と思っているあなたに書いていきます。

 良い人であらねばいけない、幸せでなければいけない、ポジティブでなければいけない
という社会的に構成された都合のよい要請が、テレビや新聞や雑誌やインターネット上を
毎日駆け巡っています。しかしながら、
  他者の期待に応えるためにあなたは生まれたのではありません、
世界を変えることがあなたの仕事ではありません。

 私は、失ったもや居場所を探して、全力で生きてきました。ところがその多くは、他者
から得られるものではなかったと知りました。振り返ると、自分の内に既にあったものに
敬意を払い、育むことが何よりも大切であったと思います。
 サラリーマンを経て、大病をきっかけに独立してから、ほんとうに偶然に“アダルト・チ
ルドレン”という概念を知りました。それ以降、自分を知ることを続けてきたプロセス
が、セラピストという職業に生涯たずさわっていこうと覚悟をきめたといえます。
自分をもっと知りたかったというのが本音です。

 自分自身を見つける旅は時に、荒野をよこぎるかもしれません。でも、
その旅は、冒険と帰還をくりかえしながら知らずしらずのうちにあなたの全体性へ向かう
旅になるでしょう。 
 自分とはどのような人なのか? “自分自身の力”を探る旅を共に楽しんでいただけたら嬉しく思います。

心理教育相談 家族とAC 研究室 代表
明石 郁生 
臨床心理士/日本家族と子どもセラピスト学会認定セラピスト/AC当事者研究家 

2015.9

2015年09月04日

学会への投稿論文完成! 心理臨床家の開業に当たって治療構造を作ること−アダルト・チルドレンを主たる対象として−

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おおむね構想から1年ほどかかり投稿終了することができました。一般的に、必要を感じてられるかたに、開業心理臨床家が浸透していないなぁと思い、リサーチの結果、どこにつながったら良いかわからずにおられるクライアントさんらが少なくないことなどが書くきっかけとなりました。また、狭義の医療者の説明モデルを越えた部分での「回復」、そして、「心理」を起点とした治療構造は有益であると思うに至りました。さらに、セラピストがひとつの心理理論基盤、介入基盤にとらわれることなくクライアントさんに応じた、統合的な心理療法、人間理解を探求していくことの大切さを振り返りました。

幾度にもわたる、査読をしてくださった先生方、編集のお力添えに心から感謝しています。
感謝を込めて!(^^ゞ

ーー
はじめに:
筆者は臨床心理大学院(カリフォルニア臨床心理大学院 以下:CSPP)を修了後、2010 年に開業心理臨床家として、「家族とAC 研究室」(以下:FA 研)を開室した。本稿では開業に伴う試行錯誤を振り返り、開業心理臨床家という道を歩む際、どのような課題と対峙したのかを先人の文献を展望しながら実践の報告を試みる。

1,開業事業主として
 1−1事業領域の特定
 1−2マーケティング
 1−3財務
 1−4倫理

2,治療対象像
 2−1:来室経路
 2−2:特性
 2−3:ACの臨床的実態

3、治療対象の選択と限界設定
 3−1:治療対象の選択
 3−2:限界設定

4,目指した治療的変化とCL の段階に応じた治療介入および構造
 4−1:目指した治療的変化
 4−2:治療介入と構造
 4−3:面接室〜体験的グループワーク
 4−4:治療介入および構造においての課題

5,開業心理臨床家としてのアイデンティティ
 5−1:事業主〜事業の探求
 5−2:臨床家自身の探求〜当事者研究
 5−3:事業主+臨床家=開業心理臨床家の物語り

 今後の課題と提案 

ーー

2015年08月20日

心の問題に悩む人たちの解決につながる無料セミナーを成功させたい!

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はじめまして!第6回信州アディクションセミナー実行委員会です。
私達は依存症やアダルトチルドレン(以降ACと表します)・摂食障害やうつといった様々な生きづらさなどに悩む当事者や、家族・回復施設のスタッフ・関心を持つ市民といった多様なメンバーで、このセミナー開催を実現させるために募ったボランティア集団です。

心の問題から生きづらさを感じている個人やグループ、それを支えたいという人たちが、回復や解決に向けてのわかち合える場を提供します!
セミナーの運営費として、どうか皆さまのお力をお借りできないでしょうか?

「Ready FOR 」
https://readyfor.jp/projects/ohanasihiroba

信州アディクションセミナーとは、依存症やAC・摂食障害・うつなどの心の問題に悩んでいる当事者やその家族が、「私たちが見つけた解決方法」をわかち合い「回復可能な社会」の実現を目指すために、情報を発信していく大会です。
今年は9月27日10:00〜17:00、長野県長野市吉田公民館・多目的ホールで開催いたします。依存症や心の問題に悩んでいる本人・家族・そして関心のある方、どなたでも参加できる入場無料のセミナーです。長野県内外から約200〜300人の入場者を予定しています。
HPリンク:http://sasnagano2015.naganoblog.jp/



2015年07月31日

夏期お休みスケジュール 2015

家族とAC 研究室は、8月1日土曜日〜8月12日木曜日までお休みとなります。
8月13日木曜日〜カウンセリング、コンサルテーションのご予約を承ります。
どうぞよろしくお願い致します。

2015年05月07日

アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー

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2015年11月の出版にむけての、生原稿としてアイディアや文章メモを書いていきます。
I finished the plan to write new book. feel happy.
先人の尽力の上概念化されたACという概念は近年再考されていることに敬意を表します。
本稿は、“アダルト・チルドレン”とは「大人になりきれない子ども」ではなく、
レッテルや病気やただの狂気ではなく、
そのコンセプトをつかって自分自身の力を探求する道具であると伝える試みです。

これまでだれよりも悩んだり、苦労してきたことには、他では学ぶことのでき
ない専門性が刻まれていて、それは自分自身の生きる力に変容すると信じています。

アダルト・チルドレンの自覚があるなしにかかわらず、
一般的な社会や家族の気に入る要請や、
評価や意見にがんじがらめに
しばられ、傷つき、それでも毎日、仕事や勉強や生活やアルバイト
や自分を知ることに一生懸命な人々

いつも、どこか生きづらいと感じている
仕事や生活が楽しめない、一歩、踏み出せない
自分が何に向いているかわからない、
悲しみや怒りから抜け出せない、孤独を感じている
批判されたり愛されていないように感じる、突っ走るように生きているけれど、
本当は何をしたいのかわからない
でも、それを知りたいと感じている人、。

ほんとうの自分自身を見つけるまで死ねない、と思っている探求者に読んでいただきたいのです。

感謝をこめて。

アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙の無料購読申し込みはこちらからお願いしたします!





2015年05月06日

個人カウンセリング等のご予約方法変更のご案内

さて、2月より個人セッションのご予約方法変更のご案内です。より円滑なご予約方法として予約画面システムを導入することになりました。

・新規のご依頼、ご予約はこちらの画面からのご予約となります。
 →新規個人カウンセリングご予約画面

・継続カウンセリングの方は、セッション終了後に次回のご予約をお願い致します。

・メンテナンスカウンセリング、前回のカウンセリングからしばらく時間が空いた際も
 →こちらの画面からご予約をお願いできますと助かります。

どうぞよろしくお願い致します。
家族とAC 明石郁生

2015年04月25日

自分になる〜アダルト・チルドレン

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アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー

・私にゆっくりと成るとは、心地よさと同時に違和感のようなものを感じる。時には不安や恐怖、落ちつきのなさを感じることもあると体験してきた。
 めいっぱいたくさんの思考や情報を脳に詰め込んで、安心してみる。というアディクション(嗜癖)に気がついている。脳が忙しければ、安堵感のような感覚が得られるという行動様式が身についている。
いきすぎのシグナルとして頭痛が起こることに気がついている。長い間、薬やお酒や、乱痴気騒ぎで補っていたと知っている。

朝、そして、いつでも、てはじめに自分の呼吸からはじめることができる。心臓の鼓動、腰のはりや痛み、胃のもたれ(昨晩飲み過ぎた芋焼酎とか)に愛着をおぼえることができる。

私たちは、心身の感覚をできるかぎり無視して生きることを、ポジティブとしているのだろうか。
耐えられないぐらい無視していると、病気やこころの不調を起こすが、それを、負けや残念なことと片付けているかも知れない。
 そういった感覚を、排除すること、解決すること、すっきりすること、治すこと、治療することなどをポジティブや前向きとしているのは誰なのだろう?



「アダルト・チルドレンという生きる力ー自分の専門家になるー手紙」の無料購読申し込みはこちらからお願いしたします!

2015年04月07日

ACとは、自分の本質にたどり着くための道具であり、自身の人生を享受するための道具である。

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3月末に無事に投稿論文を終えました!この原稿執筆プロセスは、私にとってひとつの「手放すこと」であり、新しい道への始まりとなると体験しました。たとえ、この現世のシステムが矛盾しているとしても、自分を探求する試みとは、自身の真の喜びに向かい、争いをなくすものであると信じています。

・・・先人の尽力の上概念化されたACという概念は近年再考されていることに敬意を表したい。筆者にとってACとは、自分の本質にたどり着くための道具であり、自身の人生を享受するための道具である。また、開業心理臨床家の物語りとは、心身が教えてくれた自己探求の物語りそのものである。
<引用 4,開業心理臨床家としてのアイデンティティ> 

これまでのすべての体験、出会った人々に感謝をこめて。



2015年03月12日

“アダルト・チルドレン”を対象とした開業心理臨床家の報告  3月12日

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春の湘南、波風!
臨床の間に書いてます、書いてます! 投稿論文、締め切り目指し、もーちょい!

開業セラピスト、カウンセラーは事業者でもあります。プロの心理臨床家としての提供する役務の質への責任と同時に事業者としての経営の維持、納税の責任などがあります。この領域について開業心理臨床家として発表してみたいと思っています。ジャーナルに掲載された後に、(仮称)開業心理療法家研究会を主催する準備をしております。ケースカンファレンスを中心に、学びを進めていく予定です。こんご開業を計画している同僚さんらには、マーケティング、財務、倫理、他の専門家との連携などのコンテンツを講座やワークショップなどでシェアしていく予定で準備をすすめております。日本ではまだまだ歴史があさく脆弱な存在の、開業カウンセラーらの横のつながりを創造して学び合って行きたいのです。それは、必要としている方らへの有益な役務の提供につながると考えます。

これまでのユニークな体験に、感謝をこめて!
ーーー
1,開業事業主
・・・臨床心理学修士が開業心理療法家という道を歩む際、事業主としてどのような課題に対峙するのかを先人の文脈を展望しながら振り返り報告を試みたい。

 1−1事業領域の特定
 1−2マーケティング
 1−3財務
 1−4倫理

2,CLの段階に応じた臨床構造とフレキシビリティ
 2−1治療対象と限界設定
 2−2臨床構造とフレキシビリティ
 2−3個人セッション、グループ
 2−4家族療法の視点

3,心理臨床家としてのアイデンティティ
 4−2臨床家自身の探求  
   当事者研究
   事業の探求 
   セラピストの人生の物語
   トレーニング、SV 失敗の連続

4,今後の課題と提案 
・・・ 事業主としての開業心理療法家は、別の専門領域の心理療法家や他の専門家とのネットワークが必要不可欠である。開業心理療法家研究会等の実践を通したネットワーク化を提案する。
ーー



2014年07月23日

ナチュラルシェアリング〜ゆっくりと自分に戻っていくのを感じる

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パドルで、烏帽子岩まで行った。

「ぶれた」自分を知ることができる。それがゆっくりと自分に戻っていくのを感じる。
私はやろうと計画し、準備し、実行・実施することができるし、これまでもずっとそうであったと受け取ることができる。そう、私はやってきた。

私は、私がやりたくて、できることをやれば良いのだと知った。

そして、明らめることの多くを知った。
他者や世界を変えようとすること、支配すること、コントロールすること
また、自我を過剰に信頼し過ぎること、さらに
たとえば、ビジネスマンとして事業を大きくし、キャピタル・ゲインを得ることなど、は、誰かに
まかせることと知った。

人によく思われようと、多くのアポイントメントを入れて身体をこわすことも、私は、明らめることにする。
それは私のワークではないと知るに至った。

私にできるいくつかの軸は、いくつかのことがらについて、体験と限りある専門性から得た何かを
必要としている人々とシェアすること、

自分自身の意味を探求し続けること、そしてそれらの活動を通して、適切な収入を得て、適正な納税をし、
暮らすこと。自然の営みに敬意を払い、喜び、謙虚、勇気を学ぶこと
と知るに至った

ナチュラルシェアリング 感謝。



2014年07月05日

「患者家族へのナラティブ・アプローチ」講習会 茅ヶ崎勤労市民会館 6月29日(日)10時〜15時



「患者家族へのナラティブ・アプローチ」講習会・グループセッションです。

以下に主催者さまからのご案内を掲載させて頂きます。

■日時:2014年6月29日(日) 10時〜15時(受付開始:9時30分)

■場所:茅ヶ崎市勤労市民会館 3階 D会議室
 神奈川県茅ヶ崎市新栄町13−32 TEL:0467−88−1331 
:東海道線茅ヶ崎駅北口下車・徒歩10分(国道1号線沿い・農協ビルの隣り)(周辺の駐車場には国道1号線反対側にサイゼリア(200円/時)あり)

■主催:湘南高次脳機能障害リハビリ研究会(今回の内容は高次脳に限りません)

■対象:どなたでも。(カウンセラー/PT/OT/ST/ナース/介護士/ケースワーカー/患者(利用者)家族/介護。ケアなどに悩む方など。)
■定員30名程度(概ね先着順)


■講師:明石 郁生 臨床心理士/カウンセラー
 1963年生 茅ヶ崎在住

■参加費:事前振込3,000円

■講習会内容
 

ナラティヴ・アプローチは, 患者の語る罹病の悩みや疑問を十分聴取し, 医療者のエビデンス と統合され, 双方が共有できる新たな治療概念への進展へつながる可能性を含んでいます。前半は、私の行っている喘息とアトピー患者さんを対象としたアメリカ医療との取り組みのケースのご紹介、午後はグループセッションとして「外在化」された会話を体験してもらおうと思っております。地域援助の一助と成れれば嬉しいです。どなたでも参加できます。よろしくお願い致します。感謝をこめて(^^ゞ

ナラティブ・アプローチとケア
ナラティブとは? Narrative=「語り」、「物語」
語るという行為とその産物の両者の意味を持つ
「ナラティブ」という概念を手がかりにさまざまな現象を理解する方法
現実はナラティブとセオリーの組み合わせとして成り立っている
セオリー=科学的、論理的 ナラティブ=非科学的、非論理的という思い込み
セオリーによって現象を見るのではなく、さまざまな「ナラティブ」の対立、葛藤、妥協、支配、変容などの視点から見る
現象を要素に分解するのではなく、物語のからまりあいとして理解する

治療や援助の過程を、患者の語る「物語」の変容過程ととらえてみる
治療や援助の過程を、援助者の語る「物語」の変容過程ととらえてみる
ある時点で書いた記録や報告を、しばらく後で読み返して、「物語」の変化に着目し「物語」を更新する  
「物語」の変容 共同研究、当事者研究
癒やしとは、変容や変化
<引用文献>
野口裕二「第8回 日本家族と子どもセラピスト学会演題資料」2013
野口裕二「ナラティブの臨床社会学」勁草書房 2005
野口裕二「ナラティブ・アプローチ」勁草書房 2009

■参加方法:
 
a)電子メール(パソコンもしくは携帯メールも可能)にて件名に「参加」を明記し、

@できれば所属(病院・施設名)・職業(PT,OT,ST、看護師、その他)。→記載しなくても可能
A氏名
B返信用のメールアドレスを送信して下さい。 
 送信先: shounan_reha@yahoo.co.jp (アンダーバーは、キーボード右下)

b)その後、振込先をメールします。概ね10日程度で、振り込んで下さい。

■参加申込・問い合わせ(メールのみ):shounan_reha@yahoo.co.jp 

ご担当 川辺(湘南高次脳リハビリ研究会&茅ヶ崎新北陵病院所属)
「湘南高次脳機能障害リハビリ研究会」http://ameblo.jp/shounan-reha/

★主催者(川辺)コラム
 最近、自分が歳をとって障害を負った時に、人生に何を最も求めるかなと考えるようになりました。若い場合、もっと活動的に動けたらとか、もっと手が動いたらなど、これからの人生を開拓していくため基本的能力を求めるかも知れません。ところが人生が残り少なくなって段々と人生が収束へと迎えるに当たっては、これまで苦楽を共にしてきた家族との関係性を一番に重要視するのではと思っています。
 ある人は家族のためを思って施設に入ることを選択し、ある家族はどんなに重度な障害であっても家で面倒をみたいと思うこともあるでしょう。一度、家族という視点から誰か障害を負った時のことを見直してみることも大切だと思います。これは主催者の個人的な感想です。研修会の内容は どうなるか分かりませんが、きっと興味深いものになると思いますよ。


2014年07月02日

自分の力を出す様は、勝敗にかかわらず勇気が湧く。



ワールドカップを見ている。

自分のスタイル、自分の力を出す様は、勝敗にかかわらず勇気が湧く。

私は私でいいとあらためて強く思う。

「場」に調和せず、自分の存在を良く見せるために、無理なことをして、その対応やそのフォローに懸命になる。そして事態がさらに悪化し自滅する。

自分の身体に起こっていることを見ないで、

他者から見た、固定化された「自分」に固執し続けていると、

自分の心と身体が耐えられなくなるまで、意志の力を使うことになる。

「意志の力」への過信は、自分を破壊することになる。

私は私でいいのだという、シンプルなことがわかる。

アダルト・チルドレンという自覚を使うことは力となる。


2014年06月27日

ありがたいと思う, 身体の疲れが感じられる。



ありがたいと思う。朝起きて、まあまあ眠れ、身体の疲れが感じられる。
すこしヨガをして、コーヒーをいれて飲む。

とりあえず行っとかなくては行けない“打ち合わせ”などひとつもなく、自分の気分に話しかける。
リビングからキッチンを眺める。

この部屋は私の部屋で、私が働いてヤチンをはらっている。
コーヒーを飲み、サーフDVDを音をけして眺める。

登校中の小学生のきゃっきゃっという声が響いている。

50歳、想いを込められるような仕事があり、希望のようなものがあり、夢がある。

一昔のように、やりたいことの洪水に翻弄されていない。
ひとつひとつの波にのってみる。

よくここまできたのだと思う。

感謝したい。

カウンセラー/臨床心理士  明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp
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