2018年10月12日

ひきこもり、不登校:カウンセリング

ご相談に来られる方が,ご本人であるかご家族であるかでアプローチは少し異なります。先ず,急ぎのアセスメント(査定)をします。
ご本人,ご家族にすぐに治療が必要な身体的精神的な疾患があるかないか,自傷行為や他者を傷つける可能性はないか,暴力はあるのかないのかなど心理的な介入の前にしなければいけないことを相談者と共に話し合います。

他の専門家の協力や必要性や,提携クリニックの確保,入院先の確保なども行い,相談者が安全で安心できる環境を整備することに焦点をあてます。

家族療法の視点から介入の対象を“ひきこもり” 本人「個人の症状行動」→「家族のコミニケーション」にします。
“ひきこもり”とそれにまつわる言葉や行動とは本人にとって,どのような意味,利益があるのでしょうか?社会,学校,家庭からネグレクトされないために,“ひきこもり”とは合理的なようです。メタファーとして症状行動を読み解くよう相談者と話しあいます。相談者がお母さまの場合,ご夫婦関係,元家族との関係,今のお気持ち,これからのことなどについてカウンセリングをすすめて行きます。
posted by ikuaka at 15:28| 複雑性PTSD

2018年10月03日

複雑性PTSD〜パーソナリティ障害、限定された自分との関係性の変化

ACの臨床上の特性を見立てるひとつの軸に、複雑性PTSDのカテゴリーがあります。その中のひとつに
「断片的な自己の規定」という診断があります。
長い間の、目に見えない心理的搾取、虐待などの影響のひとつです。
 そこそこの欠点とまあまあの良いところ、長所を持っている自分というように自分を捉えることが難しい状態です。他人と比較して、自分は全然だめだと強く自己否定してしまったり、
他者を理想化して、あの人のようにならなくてはだめだとしてしまいます。
人間関係において、うまくいっているときは相手を壮大に理想化して、すこし関係がつまづくと、こき下ろしてしまいます。そうすると、健康的な人間関係は育むことができず、いきなり接近したり、拒否したりとを繰り返してしまいます。
 医療機関では、うつ、不安神経症、パニック障害などの一次プロセス的な診断名がつくことがおおいようです。診断書を書いたり、おくすりを処方することが必要だからです。
おくすりなどで、ある程度の鎮静をしたのちに、心理カウンセリングとなります。

AC〜ボーダーライン障害、自己愛性パーソナル障害などの境界例構造をよくりかいした、カウンセリング、ワークが必要です。
思春期以降の恋愛関係や社会人になってからの同僚、上司との関係で大きなトラブルになることが続いて、カウンセリングを訪れるケースが少なくありません。

その際の特徴は、主訴(最初のオーダー)は、「対人関係の問題をなんとかしたい」がおおいです。
もちろん他者を変えることはできません。
自分と(限定された)自分との関係性をワークしていきます。
http://ikuoakashi.jp/2127


posted by ikuaka at 16:32| 複雑性PTSD
カウンセラー/臨床心理士  明石郁生 家族とAC研究室 http://www.ikuoakashi.jp
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